初診時、治療中の対応について

2009.02.25

インフォームドコンセントという言葉を最近よく耳にするのではないかと思うのですが、日本語では「説明と同意」という言葉に翻訳されています。


医学や医療は専門的な用語がおおく、分かりにくい分野です。そういった分かりにくい情報を、理解しやすい方法・言葉をつかって、患者様の病状や必要な検査・治療をご説明し、その上で理解し同意承諾していただいたことを医師が確認することが必要です。


日本医師会のインフォームド・コンセントに関する勧告は、次のようになっています。


1)病気の現状と病名について説明する。
2)施行する治療方法について説明する。
3)その治療方法を行った場合の危険度について説明する。
4)別の治療方法の有無、並びにその利害得失について説明する。
5)その患者さまの予後について説明する。
6)治療を行わなかった場合の不利益について説明する。


これは、医療における患者さまの意思決定を尊重することを基本とし、当院では当然のこととして、患者様に病状、治療方針の説明を十分行うようにつとめております。また、手術、検査、輸血、入院、退院それぞれの段階で、書面にて患者さまに説明させていただき、署名捺印をいただいております。


ご不明な点などありましたら、お近くのスタッフまでお気軽にご相談ください。